申請一覧に表示するテンプレートを条件に応じて出し分ける際に利用します。
1. 事前準備
1-1. カテゴリマスターの作成
カテゴリマスターの作成方法を説明します。アプリケーションランチャーから「カテゴリマスター」と検索します
[新規]ボタンを押下し、カテゴリマスターを作成します。
カテゴリマスター名は必須入力となります。
1-2. カテゴリにカテゴリマスターを紐づける
カテゴリの「カテゴリマスター」に作成したカテゴリマスターを紐づけます。
カテゴリに関してはリファレンス「カテゴリ-サブカテゴリ」を参照してください。
1-3. フォームテンプレートにカテゴリを設定
カテゴリマスターを利用するにはフォームテンプレートにカテゴリを設定する必要があります。
1-4. 申請一覧画面の設定
申請一覧画面の表示形式を「Category Master List Page」にする必要があります。
設定方法についてはリファレンス「カテゴリ-サブカテゴリ」を参照してください。
2. カテゴリマスターの設定
カテゴリマスターでは以下の設定が可能です。
2-1. ユーザーの権限に応じたテンプレートの出し分け
フォームテンプレートを表示するために必要な権限を指定することができます。
チェックを入れた権限を持つユーザーに対してテンプレートが表示されます。
2-2. 公開期間の設定
公開開始日時と公開終了日時を指定することで、テンプレートの公開期間を設定します。
公開期間外の場合は申請一覧画面でテンプレートが以下のようにグレーアウトされます。
2-3. 有効
カテゴリマスターの有効にチェックが付いている場合に、テンプレートが設定されます。
チェックが付いていない場合は申請一覧画面に表示されません。
2-4. サイトごとのテンプレートの出し分け
サイトごとに表示するテンプレートを出し分ける際に利用します。
「申請一覧画面のサイト名」とカテゴリマスターの「カテゴリを表示するサイト名」が同じ文字列の場合、そのカテゴリマスターに紐づいたカテゴリを持つテンプレートが表示されます。
「申請一覧画面のサイト名」は「基本設定」タブの「汎用申請画面」>「申請一覧画面のサイト名」から設定することができます。
3. Experience Cloudサイトの設定
ビルダー画面で、申請一覧画面のプロパティを変更します。
カテゴリマスターを利用時は「Category Master List Page」にチェックを入れる必要があります。
サイトごとにテンプレートを出し分ける場合は「Site Name」を設定します。
「基本設定」>「汎用申請画面」で指定した表示形式・サイト名を利用する場合は 「Use Custom Metadata Setting」にチェックを入れます。
この場合、ページの表示形式やサイト名の設定内容が上書きされます。