権限マスターは、各申請ステータス時の対象項目(入力欄)の参照権限・編集権限を制御します。
権限種別+権限セットの組合せで、設定が可能となります。
■項目一覧
項目名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
権限マスター名* | テキスト(80) | 権限マスタ―内で管理するための名称 |
権限種別 | 選択リスト | 入力パターンの種別を選択 ※1 |
権限セット | 選択リスト | 設定を適用する対象の権限セット ※2 |
ステータス01 参照 | チェックボックス | 申請ステータスが01での参照権限有無 |
ステータス01 編集 | チェックボックス | 申請ステータスが01での編集権限有無 |
~ | ||
ステータス20 参照 | チェックボックス | 申請ステータスが20での参照権限有無 |
ステータス20 編集 | チェックボックス | 申請ステータスが20での編集権限有無 |
ステータス11~20については設定画面で非表示となっているため、必要な場合はオブジェクトマネージャーのページレイアウトで追加する
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※1:権限種別
- 対象入力箇所が利用者や運用者にそれぞれ見せるか、編集させるかパターン分けしたもの
- 対象項目単位で設定
- 初期では、「標準」「参照のみ」「システム項目」の3パターンのみ登録されている
- パターンを増やしたい場合は、自由に追加可能
- 選択リスト値セット:「Permission Types」に新規で値を追加する
- フォームテンプレート作成画面の「権限種別」で利用
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※2:権限セット
- 利用者の属性に応じて割り当てているカミレス固有の権限セット
- 設計者、運用者、申請者、ゲストユーザーなど7種類が用意されている
- 新規追加は不可
■権限マスタ―名の推奨設定
権限マスタ―は権限種別×権限セットの数だけレコード作成が必要なため、初期の3権限種別と運用者・申請者・設計者だけでも合計9レコードとなる。
権限種別を追加するとさらに増えるため、重複や作成漏れを防ぐために組合せごとに先頭に連番をつけるようにする。
- [XX]_[権限セット対象名]_[権限種別]
- [XX]_[権限種別]_[権限セット対象名]
など
■権限マスタ―設定例
- 前提
- ステータス01:未入力
- ステータス02:入力中
- ステータス03:申請済み
- 標準 :通常の入力箇所
- 参照のみ :プリセットされたユーザー名等変更不要の入力箇所
- システム項目:内部の帳票名や自動採番、表示不要の個人情報など申請者に見せない情報
- 標準
- 未入力 :申請者は参照・編集可で、運用者は参照のみ
- 入力中 :申請者は参照・編集可で、運用者は参照のみ
- 申請済み:申請者・運用者は参照のみ
- 参照のみ
- 未入力 :申請者・運用者は参照のみ
- 入力中 :申請者・運用者は参照のみ
- 申請済み:申請者・運用者は参照のみ
- システム項目
- 未入力 :申請者は参照も不可で、運用者は参照のみ
- 入力中 :申請者は参照も不可で、運用者は参照のみ
- 申請済み:申請者は参照も不可で、運用者は参照のみ