自動審査機能の利用手順について説明します。本機能は AI に自動で審査を行ってもらう拡張機能であり、審査の回数制限やルールはフォームテンプレートごとにあらかじめ設定しておく必要があります。以下、審査を行いたいフォームテンプレートが既にある状態を前提として、設定から自動審査の実行までの手順を説明します。
実行上限回数の設定
本機能では、申請者がむやみに自動審査の実行を繰り返してAgentforceのクレジットが消費されるのを防ぐため、申請者が自動審査を実行できる回数の上限をフォームテンプレートごとに設定できます。
フォームテンプレート編集画面の詳細タブにある "自動審査の実行上限回数" 項目で上限回数を設定できます。
デフォルトの上限回数は0に設定されており、申請者からは自動審査が実行できない状態となっています。申請者に自動審査の実行を許す場合は上限回数を編集してください。なお、この上限は申請者の実行に対して適用されます。運用者の実行は制限されません。
ルールの設定
フォームテンプレート編集画面で設計タブを開いてください。入力欄に "自動審査ルール" という設定項目が用意されています。
以下のように、審査の対象としたい入力欄を開いてルールを編集し、保存すれば設定完了です。
自動審査の実行(運用者)
申請ページに事前準備で用意したボタンが表示されています(ボタンがない場合はボタンマスターの設定を再度確認してください)。
押下すると、審査前の確認モーダルが現れます。
確認モーダルで実行ボタンを押すと自動審査が実行され、実行が終わると審査結果モーダルが表示されます。
閉じるボタンを押すとページがリロードされ、修正対象となったすべての対象項目に、修正依頼チェックと修正依頼コメントが自動で入力されます。
以上の方法による、運用者の自動審査実行に回数制限はありません。
自動審査の実行(申請者)
申請者は、通常の申請ボタンを押すと申請確認モーダルの代わりに自動審査の確認モーダルが表示されます。
実行ボタンを押すと自動審査が実行され、指摘がなければそのまま申請まで実行されます(※)。指摘があった場合、審査結果モーダルが表示されます。
ここで、このままで申請ボタンを押すと、指摘箇所を修正せずにそのまま申請することができます。確認するボタンを押すとページがリロードされ、修正対象となったすべての対象項目に、修正依頼チェックと修正依頼コメントが自動で入力されます。
以上の方法による、申請者の自動審査実行には回数制限があり、上限は運用者がフォームテンプレートごとに指定します。残りの実行回数は審査前の確認モーダルで確認できます。上限に達した場合、以降は申請ボタンを押しても審査前の確認モーダルは表示されず、通常の申請確認モーダルが表示されるようになります。
(※)指摘がない場合でも結果モーダルを表示させる設定は以下の "審査通過時も結果モーダルを表示" を参照してください。
審査通過時も結果モーダルを表示
通常は、申請者が自動審査を実行した場合、指摘がなければそのまま申請まで実行されます。指摘がない場合でも申請実行前に確認したい場合は、基本設定の "審査通過時も結果モーダルを表示" 項目にチェックを入れてください。
この項目は、指摘の有無に関わらず、自動審査実行後は常に結果モーダルを表示するオプションです。この項目にチェックを入れると、指摘箇所がなかった場合に以下のモーダルが表示されるようになります。
細かい仕様
- 本機能では、コメントを AI により自動生成しています。 AI の特性上、同一の指示であっても生成されるコメントの表現や言い回しに揺れが生じる場合があります。表現を固定したい場合は、明示的にフォーマットを指定してください。
- 自動審査を実行する度に "修正依頼チェックボックス" と "修正依頼コメント" が更新されます。実行前後で内容に変化がない場合はレコード更新は行われません。
- 自動審査では、ルールを設定していない入力欄も含めてフォーム内すべての入力欄を情報として取り込んでいるため、他の入力欄の入力内容に依存したルールも設定可能です。
- 1つの対象項目に複数の入力欄が含まれている場合、それぞれの審査結果がまとめて1つの修正依頼コメント欄に書き込まれます。
- 自動審査により修正依頼チェックが付けられると、値を変更するまで申請ができなくなります(通常の修正依頼と同じ動作)。修正依頼を無視して提出させたい場合は "修正依頼スキップ" を有効にしてください。変更せず確定ボタンから申請ができるようになります。
- 本機能では、無駄な API コールを行わないよう、ルール未設定時は自動審査が実行できないようになっています。以下のエラートーストが表示される場合は、フォームテンプレート編集画面からルールの設定をおこなってください。