ゲストページでフォームテンプレート単位に認証を行う設定をすることができます。
この機能は、ソアスク連携と呼ばれる値をプリセットしてゲストページを開く機能を使用する場合に使用可能です。
画像のように、ゲストページを開く際に認証を行わないと、値をプリセットできないように設定することができます。
もくじ
設定
1. フォームテンプレートの設定
フォームテンプレートから認証の設定を行います。
認証キーを有効化する
チェックを付けると、認証を行うようになります。
最大認証失敗回数
設定値以上間違えると、暗号化済プリセット値レコードが無効化され、クエリパラメータで指定している初期化ベクトルは無効になります。
設定していない場合は何度失敗しても初期化ベクトルは無効になりません。
2. フローに認証キーを設定
認証を行う際に入力する認証キーを、ソアスク連携用のフローの中で設定します。
2-1. 認証キーとなる項目の作成
認証キーは起点となるオブジェクトの任意の項目が設定できます。
画像では商談オブジェクトを起点としているので、商談に認証キーという項目を新規作成しています。
既存の項目を使用する場合は項目を作成する必要はありません。
2-2. フローの設定
基本的なソアスク連携用のフローの作成時に追加で、フローのApexアクションの入力値にaccessKeyを設定します。
「2-1. 認証キーとなる項目の作成」で用意した項目をaccesskeyに設定します。
実行確認
フローを保存して実行すると、認証キーが設定された暗号化済プリセット値レコードが作成されます。認証キーはハッシュ化された状態で保存されます。
ゲストページで認証を行う
従来の手順でゲストページを開きます(ゲストページを開く )
認証画面が表示されるので、認証キーを入力します。
認証が通れば、ゲストページが表示され、値がプリセットされます。
認証を連続で失敗した場合の帳票無効化
フォームテンプレートの設定から「最大認証失敗回数」を指定します。
ゲストページでの認証を設定した回数を連続で失敗した場合帳票が無効化され、申請ページに移動できなくなります。
失敗の回数及び無効化されているかは暗号化済プリセット値レコードの「認証失敗回数」と「無効化」項目で確認できます
認証時にログを作成
以下の設定のログマスターレコードを作成することで「認証」ボタンを押した際に保存ログレコードを作成することができます。
- ログマスター名:任意
- 権限セット:「docutize_Form_Guest」
- アクションタイプ:「ゲストページ認証時」
- タイムスタンプフォーマット:任意
作成されたログにはタイムスタンプのほかに暗号化済プリセット値レコードの初期化ベクトル及び認証結果が記録されます。