このページは以下画像赤枠の「優先するエラーメッセージ」についてのリファレンスです。
入力規則を満たさなかった場合に表示されるエラーメッセージのカスタマイズを行います。
優先するエラーメッセージを設定すると、以下画像のように申請時に入力規則に引っかかった場合に表示されるエラーメッセージを変更できます。
以下画像の2つの入力欄は数字のみの入力が許されている状態です。
上の入力欄には優先するエラーメッセージを設定、
下の入力欄は設定なしの状態です。
もくじ
エラーメッセージの優先度
エラーメッセージには、以下の3つの種類があります。
表示される優先度は1が一番高く、3が低くなっています。
- 優先するエラーメッセージ(カスタムエラーメッセージ)
- 例:エラーメッセージA
- 必須項目のエラーメッセージ
- 例:この項目を入力してください。
- 入力規則に設定されたエラーメッセージ
- 例:数字で入力してください。
優先するエラーメッセージの設定を行うと、どのエラーの場合であっても設定したエラーメッセージが表示されます。
チェックボックスのエラーメッセージの優先度
チェックボックス型にも優先するエラーメッセージを設定できます。
しかし、チェックボックスの必須選択数・最大選択数(n個以上n個以下)が設定されている場合、下記画像のエラーメッセージが優先して表示されます。
優先するエラーメッセージを設定
主に以下の手順を踏みます。
- エラーメッセージ文の変更
- エラーメッセージマスターの作成
- 優先するエラーメッセージを選択
1. エラーメッセージ文の変更
「優先するエラーメッセージ」用のカスタム表示ラベルは標準で20個用意されています。用途別にそれぞれ文言を設定して下さい。それ以上のカスタム表示ラベルを使用する場合はカスタムエラーメッセージの追加をご確認ください。
設定の「カスタム表示ラベル」に移動し、アルファベットが並んでいる個所の「C」を選択してください。custom_error_message_001 ~ custom_error_message_020が標準でエラーメッセージマスターに設定できるカスタム表示ラベルです。
名前の列にあるリンクをクリックします。
編集ボタンをクリックします。
翻訳テキストの部分に表示させたいエラーメッセージを記載し、保存します。
これでエラーメッセージの設定は完了です。
エラー文の多言語対応
英語などの多言語に対応する場合は、新規ボタンをクリックしてください。
言語のプルダウンから設定したい言語を選択し、翻訳テキストに表示したいエラーメッセージを入力して保存ボタンをクリックしてください。
2. エラーメッセージマスターの作成
アプリケーションランチャーからエラーメッセージマスターへ移動し、新規からエラーメッセージマスターを作成します。
※サービス名は「KAMILESS」を選んでください。
※エラーコードは任意ですが、他のエラーメッセージマスターレコードと重複しないようにしてください。
エラーメッセージには 1. エラーメッセージ文の変更 で変更したカスタム表示ラベル名を選択してください。
3. 優先するエラーメッセージを選択
フォームテンプレートの編集画面の入力欄から優先するエラーメッセージのプルダウンに
2. エラーメッセージマスターの作成 で作成したエラーメッセージマスターを選択、保存します。
ここでプルダウンにエラーメッセージマスターが表示されない・該当の名前がない場合は、ページの更新を行ってください。それでも解決しない場合は、一度エラーメッセージマスターが作成されているかご確認ください。
これで設定は完了です。申請画面に表示されるエラーメッセージがカスタマイズされていましたか?
カスタムエラーメッセージの追加
優先するエラーメッセージはあらかじめ20個まで設定できるようになっておりますが、より多く必要となった場合以下の手順で追加が可能です。
1. カスタム表示ラベルの作成
任意の名前でカスタム表示ラベルを新規作成します。
例として、「new_custom_error_message」という名前のカスタム表示ラベルを追加します。
2. 作成したカスタム表示ラベルの追加
オブジェクトマネージャーからエラーメッセージマスターに移動し、項目とリレーションのエラーメッセージを選択します。
エラーメッセージ項目の選択リスト値に、作成したカスタム表示ラベルを追加します。
※カスタム表示ラベルの名前を選択リスト値の値として追加してください。
3. エラーメッセージマスターの作成
通常通りエラーメッセージマスターを作成します。
エラーメッセージのプルダウンに作成したカスタム表示ラベルが選択できるようになります。
カスタム表示ラベルがプルダウンにない場合は、画面の更新を行ってください。