項目履歴管理とは
オブジェクトごとに特定の項目を「いつ」「誰が」「どのように」変更したかを記録できます。
項目履歴管理を使用して、カミレス申請内容がどのように変更されてきたかを追跡することが可能です。
以下では入力値オブジェクトで項目履歴管理を使用する方法を紹介します。これにより、申請時に入力された値の変更履歴を確認することが可能になります。
1. 項目履歴管理の設定
履歴管理の有効化と追跡設定
2通りの設定方法がありますが、どちらの設定方法でも問題ありません。
■設定方法1
- 「設定>項目履歴管理」で「入力値」で検索します。
- [表示]をクリックし、「入力値 履歴を有効化」にチェックを入れます。
- 「補正値(項目履歴管理)」項目にチェックを入れて[保存]を押します。
■設定方法2
- 「設定>オブジェクトマネージャー」で「入力値」オブジェクトを検索します。
- 「詳細」セクションで、右上にある[編集]ボタンを押します。
- 「項目履歴管理」にチェックを入れ[保存]を押します。
4. 「項目とリレーション」セクションで、右上にある[項目履歴管理の設定]を押します。
5.「補正値(項目履歴管理)」項目にチェックを入れ[保存]を押します。
ページレイアウトの関連リストに履歴項目を追加
レコードページに変更履歴を表示するための設定をします。
■設定方法
- 「設定>オブジェクトマネージャー」で、入力値オブジェクトを検索します。
- 「ページレイアウト」をクリックし、履歴項目を追加するページレイアウトを選択します。
- 画面上のパレットで「関連リスト」クリックし、「入力値の履歴」アイテムを配置します。
- 最後に[保存]を押します。
2. 変更履歴の確認
ページレイアウト
管理者権限、または運用ユーザ権限を持っているユーザーのみ変更履歴を確認することが可能です。
対象となる入力値のレコードページで、変更を加えたユーザー名、変更前後の値を確認することができます。
■確認方法
1. 申請のレコードページで「関連」タブをクリックし、「入力ページ」で入力ページ番号をクリックします
※一つのテンプレートに複数のレイアウトがある場合、入力欄を設定したレイアウトを確認してください。
2. 入力ページのレコードページで「関連」タブをクリックし、「入力値」で入力値番号をクリックします。
※ 各入力値に対応する入力欄を確認するには、入力欄番号をクリックしてください
3. 入力値のレコードページで「関連」タブをクリックします。
考慮事項
- 「補正値(項目履歴管理)」項目は、申請時に入力された入力値の先頭255文字を記録しています。そのため、256文字目以降の入力値は追跡できません。
その他、項目履歴管理を利用するにあたっての考慮事項は salesforceの公式ドキュメント を参照してください。