申請状況を管理・制御するマスタ―です。
申請画面上にある各種アクションに応じて、申請ステータスの更新、日時の履歴の更新、自動画面遷移などを設定可能となっています。
現在申請ステータスとアクションの組合せで、設定が可能となります。
- 利用例
- 申請ステータスが入力中(Status02)のときの申請確定ボタン
- 更新後申請ステータスを申請済み(Status03)に変更
- ステータス更新後の遷移先に「ホーム」を指定
- 履歴オブジェクト名に「申請」、履歴項目名に「申請日時」を指定
■項目一覧
項目名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
申請ステータスマスタ―名 | テキスト(80) | 申請ステータスマスタ―内で管理するための名称 |
アクション | 選択リスト | 申請画面上で実行可能なアクションから選択 |
現在申請ステータス | 選択リスト | 画面を開いた時にこの申請ステータス※1で有効となる |
更新後申請ステータス | 選択リスト | アクション実行後の申請ステータス※1 |
履歴オブジェクト名 | テキスト(80) | アクション実行時間記録先オブジェクト※2 |
履歴項目名 | テキスト(80) | アクション実行時間記録先項目名 |
ステータス更新後の遷移先 | 選択リスト | 定義済み遷移先設定※3を選択 |
更新済フラグリセット |
チェックボックス | 入力値レコードの更新済みフラグ※4を初期化 |
-
※1:申請ステータス
- 申請状況を表すステータス
- グローバル値セットで定義しており複数オブジェクトで共通の値を利用
- インストール時の初期値は「Status01~Status20」となっているため、翻訳等で名前を変更し不要な値は無効化する
- 例:Status01~03のみ使用
- Status01:未入力
- Status02:入力中
- Status03:申請完了
- Status04~Status10:設定>選択リスト値セット>Application Statuses>04~10を無効化
- 例:Status01~03のみ使用
-
※2:指定可能な履歴オブジェクト
- v3.22.3時点では「申請(docutizeform__InputData__c)」のみ指定可能
- ※3:指定遷移先設定
-
※4:更新済みフラグ
- 申請者が更新した箇所を可視化するフラグ
- 通常は更新有無はそのままにしてよいが、差戻し時はどの項目が変更されてきたかを確認したいため、一度全フラグをリセットする必要がある
- フラグがオンのとき右上にチェックマークが表示される
■アクション一覧
アクション名 | 動作タイミング | 説明 |
---|---|---|
新規作成 | 申請開始時 | 新規作成のみ現在申請ステータスは空にする |
一時保存 | 一時保存ボタン押下時 | |
申請 | 申請確定ボタン押下時 | |
仮申請 |
申請タイプを変更後の申請ボタン |
|
確定 | 申請タイプを変更後の申請ボタン | |
取戻し | 取戻しボタン押下時 | |
差戻し | 差戻しボタン押下時 | |
ステータス移行 | ステータス移行ボタン押下時 | |
破棄 | 破棄ボタン押下時 | |
キャンセル | 編集中のキャンセルボタン押下時 | |
帳票+入力フォーム:前のページ | 旧PC画面の前ページボタン押下時 | |
帳票+入力フォーム:次のページ | 旧PC画面の次ページボタン押下時 | |
シンプル入力フォーム:前へ | シンプル入力フォームの前へボタン押下時 | |
シンプル入力フォーム:次へ | シンプル入力フォームの前へボタン押下時 |
|
■利用例
- ボタン表示マスタ―と組合せて、各申請ステータスで表示・利用されるボタンアクションのみ設定
- 未入力~申請完了を想定したケース
- 現在申請ステータス
- 空
- 新規作成:未入力
- 未入力
- 一時保存:入力中
- 申請:申請完了
- 帳票+入力フォーム:前のページ:入力中
- 帳票+入力フォーム:次のページ:入力中
- シンプル入力フォーム:前へ:入力中
- シンプル入力フォーム:次へ:入力中
- 入力中 ※ステータスの変更がない場合は無くてもよいが可能性のあるアクションは登録推奨
- 一時保存:入力中
- 申請:申請完了
- 帳票+入力フォーム:前のページ:入力中
- 帳票+入力フォーム:次のページ:入力中
- シンプル入力フォーム:前へ:入力中
- シンプル入力フォーム:次へ:入力中
- 申請完了
- 取戻し:入力中
- 空