カミレスには独自に承認システムがあります。
この承認システムでは、承認マスタを元に申請に対する承認フローを半自動で作成します。
承認フローで行える操作は以下の5種類です。
- 承認申請
- 取下げ
- 承認
- 却下
- 差戻し
これらの操作は承認申請と取下げ以外、各ステップに割当てられたユーザーが行います。
1. 承認申請
各ユーザーは、自身が選択可能な承認マスターを選択して承認フローを開始することができます。
大まかな流れは以下のとおりです。
- 承認マスターを選択する
- 各ステップにユーザーを割当てる
- コメントを記入する(任意)
2. 取下げ
承認申請を提出したユーザーは、承認申請を取り下げる事ができます。
承認申請を取下げられた申請レコードは、再度承認申請を提出することができます。
承認申請は、承認フローが完了するまでいつでも取り下げることができます。
3. 承認
各ステップに割当られたユーザーは承認申請を承認することができます。
各ステップの承認形態は、"専決"と"合議"があります。
専決は、ステップの承認者または代理承認者の内一人が承認をした場合、次のステップに進みます。
一方で合議は、ステップの承認者と代理承認者の全てが承認をした場合、次のステップに進みます。
また、各ステップは最終ステップを除きスキップすることができます。
4. 却下
各ステップに割当られたユーザーは承認申請を却下することができます。
各ステップの承認者または代理承認者の内一人が却下をした場合、承認申請は却下されます。
却下された承認申請の承認フローはその時点で終了します。
承認申請を却下された申請レコードは、再度承認申請を提出することができます。
5. 差戻し
各ステップに割当られたユーザーは承認申請を差戻しすることができます。
各ステップの承認者または代理承認者の内一人が差戻しをした場合、承認申請は差戻しされます。
差戻しされた承認申請は、一つ前のステップが承認される前の状態に戻ります。
ステップがスキップされている場合は、スキップされている分だけ戻ります。例えば、ステップ1が承認されて、ステップ2がスキップされて、ステップ3が現在の有効なステップとなっているときに差戻しをした場合は、ステップ1が承認される前の状態に戻ります。
承認申請開始直後は差戻しをすることができません。